株式会社セント(本社:東京都千代田区、代表:高原伸広)は13日、ユーザー作成型の携帯専用検定サイト「検定せんと」β版を開設した。
無料の会員登録をすることで2-4択の複数問題(3問/5問/10問から選択)を1単位とした検定を作成できる。また、企業がスポンサーとなり、 一定の条件のもと募集される“検定制作型広告”も用意。条件に沿った検定を作成・申請すると企業に認可された時点から掲載され、募集期間終了に併せて、企 業側から大賞・佳作などを選定(内容・被受験回数などを考慮)。該当検定の作成者に対して、賞金や制作費が支払われる仕組み。
選定時に考慮される被受験回数については「検定作成者は、できる限り多くの人に受験してもらいたいと考えるもの。検定せんと以外の検定サイトに作 成した検定を露出した場合でも、申請時に報告して頂ければ、弊社側で出来る限り目視確認し、カウントに加えたいと考えている」(高原氏)と話す。
このほか、公式検定としてクライアントとなる企業側が作成した検定も用意。“受験対策”としてクライアントサイトに誘導してから、受験資格が与え られる仕組み(不合格の場合のみ、2回まで受験可能)。公式検定については、検定に合格した受験者に対してセントの用意したデジタルコンテンツのダウン ロードや、景品などのインセンティブを用意する(インセンティブなしの場合も有)。
企業側の利用料金は、検定制作型広告の場合3ヶ月間が検定の募集期間で、初期費用20万円。募集条件をクリアした認定検定の被受験回数(合否判定の回数でカウント)×(3-5円程度)の従量課金制で、別途大賞などの検定作成者に対する報酬額が必要になる。
公式検定については、「デジタルコンテンツを提供するか、作成するかなどで異なる」(高原氏)が、3ヶ月掲載の期間保障で、初期費用込みの75万円が目安。また、同検定の場合、合格メール/再挑戦メール(不合格通知)にも広告を掲載することが可能。
6月13日現在、デジタルコンテンツとして、“新しい3分間音声エンターテイメント”を標榜する「ラジドラ」を用意。第一弾として提供している 「アントキの猪木VSマセキ芸能爆笑芸人対決」をはじめお笑いコンテンツを中心に提供していく他、今後はデコメールもラインナップに加える予定。
来年2月までに数万人の会員を集める計画で、年内に公式検定100件、検定制作型広告30件程度、ユーザー作成の検定数で5000-6000件の規模を目指している。
検定せんと
http://k296.jp
株式会社セント
http://www.xent.co.jp